未完の文のカルテル

〈もしも〉シリーズ

未完の文のカルテル

ルナは死にゆく者の最期の言葉を完成させる。ある文が彼女の名で始まるまでは。

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物語

この一冊で待つもの

メキシコシティでは、訓練を受けた「完結者」が、話し手の息があるうちなら中断された文を完成できる。ルナは公立病院で臨終の依頼を受け、着地する場所を求める言葉に自分の喉を貸す。

死にかけたカルテルの会計士は、一九八四年の銃弾で途切れた七語を抱えている。ルナが続きを始めると、文は埋められた虐殺、消えた文書、出生直後に捨てられた彼女が探し続けた身元へ向かう。

彼女を育てた組合には完璧な台帳と危険な忠誠がある。文を終えれば家族と呼ぶ人々を暴く。開いたままなら彼らを守れるが、ルナは四十年の沈黙の新しい番人になる。

未完の文は扉を残す。この扉は両側へ開く。

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作品情報

シリーズ
〈もしも〉シリーズ
入手状況
制作中
言語
日本語
出版社
LPH98.lifestyle
著者
L.P.H. Nordhaven
読む順番
一冊で完結する小説